プロペシアというAGA治療薬

AGA治療にはお馴染みの医薬品であり、そして製品になるプロペシアは絶対に欠かせない薬になります。プロペシアは製品名であり、配合されている成分はフィナステリドと言います。なぜこの成分が使われるようになったのかというと、もともとは前立腺肥大を治療するための医薬品であり、服用していた患者さんの頭髪が濃くなったという副作用を利用して開発されました。前立腺肥大の治療薬ということで、その名残を受けることがあります。

男性で前立腺がんの検診を受ける場合がありますが、その際は必ずプロペシアを服用していることを医療従事者に告げるようにしてください。普段よりも前立腺がんのマーカーが半減していますので、注意が必要です。特に病気は早期発見早期治療が完治への鍵ですので、報告を怠らないようにしましょう。基本プロペシアは1日に1回服用するだけで構いません。

脱毛原因となる男性ホルモンが作られるのを防ぐ効果がありますので、現時点ではAGA治療に欠かせない治療薬になっています。多くのAGA治療をしている男性が服用している医薬品です。しかしひとつ気を付けなければならない点があります。この治療薬は女性は服用することができません。

女性が服用すると、胎児の性器に悪影響をあたえる可能性が指摘されています。以前はそのような注意勧告もなく、平気で服用していた女性もいますので注意が必要です。また女性は触るだけでも禁忌されていますので、服用する男性は医薬品の取扱いに注意が必要です。